ここでは、GoodNotes 5に関する使い方の手順やコツなど以下の基本情報をご案内いたします。
- GoodNotes 5とは
- GoodNotes上での情報整理
- GoodNotesの使い方
- ノートの作成方法
- 編集ツールの使い方
- GoodNotesに書類を取り込む方法
- GoodNotes上の書類を共有する方法
GoodNotes 5とは?
GoodNotes 5は、手書きでノートをとったり、取り込んだPDFや資料等に注釈をつけたりすることが可能なデジタルノートアプリです。GoodNotesを使用することで、全てのノートや書類をオンライン上で整理することができるため、ノート紛失の心配はありません。書類の山やプリンターの紙詰まり、コピー機の待ち時間、重たいバッグの持ち運びなど、今まで皆さんが直面したことがある問題は、GoodNotesを使うことで全て解決することができます。
デジタルノートに移行することに不安があるという方のために、GoodNotes 5では無料版を提供しており、3つまで無料でノートを作成し、アプリを試すことができます。
もし以前にGoodNotesを購入していて、アプリを再度使用する場合は、「購入を復元」機能を使用して、有料版の機能を復元することができます。
GoodNotes上での情報整理
GoodNotes上で情報を整理するための主な要素は、ノート、書類、そしてフォルダです。デジタルノートは紙のノートと同様に個々のページとカバーを設定することができます。GoodNotes 5の有料ユーザーになると、無制限にノートを作成することができます。また、手書き、タイプ入力、画像、スケッチ、写真、スクリーンショットなど、様々な情報を1ページに追加して、自由にノートを作成することも可能です。
GoodNotes上で実際にノートをとる方法は非常にシンプル。タッチペンか、指をペン代わりにしてノートをとるだけです。
GoodNotes 5では、PDFを全てアプリに取り込んで端末上で注釈をつけることができるため、手書きの注釈やハイライトが必要な書類は、全てGoodNotesに取り込むことをお勧めします。手書きやその他のテキストを検索できる機能も備わっているので、必要な情報を素早く見つけ出すことができます。
また、それぞれのノートを各フォルダに分類することもでき、1つのフォルダに全てのPDFをまとめたい場合や、特定の授業の学習教材をまとめたい場合など、必要に合わせてライブラリを変更することができます。フォルダについての詳細はこちらをご参照ください。Creating a folder in GoodNotes 5
ここから、GoodNotesの基本的な機能と構造について見ていきましょう。
ライブラリ
GoodNotes 5を開くと、ライブラリが表示されます。
ライブラリには全ての書類、フォルダ、ノートが保存されます。画面の下部には、書類、検索、共有済み、よく使う項目の4つのタブが表示されます。
検索
GoodNotesは書類をインデックス化しているため、何でも検索して必要なノートを素早く探し出すことができます。検索タブを選択し、検索バーにキーワードを入力して、以下のようなものを検索することが可能です。
- 手書きのメモ(有料版のみ)
- PDFのテキスト
- タイプされたテキスト
- PDFのアウトラインとカスタムアウトライン
- 書類のタイトル
- フォルダのタイトル
よく使う項目
よく使う項目は、最も重要な書類や頻繁に確認するノートへのショートカットです。書類やフォルダのサムネイルの右上にある星印をクリックして、よく使う項目に追加または削除することが可能です。また、書類やノートから直接ブックマークしたページも、よく使う項目に表示されます。
ノートの作成方法
それではここから実際にノートを作成していきましょう。
書類タブで、大きな「+」ボタンをクリックし、次に「ノート」を選択します。
テンプレートライブラリから紙のテンプレートを選択し、ノートの表紙を変更できます。
ノートの表紙は最初のページに表示され、表紙を設定することでライブラリ内の他のノートと区別するのに役立ちます。指定されたタイトル欄にタイトルを入力し、「作成」をクリックして新しいノートを作成しましょう。これで、ノートを取る準備が整いました。
画面の操作
2本の指で左右や上下にスワイプすることで、ノートブック内を操作することができます。Apple Pencilを使用している場合は、1本の指でスワイプすることもできます。
新しいページの追加
ノート上で新しいページを追加するには、次のページに移動するようスワイプを続けるだけです。
ノートの取り方と編集ツールの使い方
ノートを取るのは非常にシンプルで、紙のノートとペンを使う時と同様です。ノートを開くと、画面の上部に2つのバーが表示されます。
上部の暗い色のバーはナビゲーションバーと呼び、書類全体に影響するナビゲーションや、ページの書き出しやノートの名前変更などの操作ができます。ナビゲーションバーの右上にはノートを読む時専用に使用できる読み取り専用モードも設定されています。
下のバーはツールバーです。ツールバーでは、各機能やペンの色などをクリックして選択や変更が可能です。選択中のツールには色がつき、選択されていないツールには色がつかないので、今どのツールが選択されている状態かを確認することができます。選択されたツールを2回クリックすると、そのツールの詳細設定が表示されます。
全てのツールと機能の概要については以下をご覧ください。
- ズームウィンドウツール:ページの一部を拡大できる機能です。
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ペンツール:指やペンでページに書くことができます。ペンのスタイルはペンオプションで選択できます。以下3つの中から選択することができます。
- 万年筆
- ボールペン
- 筆ペン
- 消しゴムツール:インクやハイライトを消します。
- ハイライト:重要なポイントを目立たせることができます。
- 図形ツール:綺麗な幾何学的図形や直線を描くのに役立ちます。
- なげなわツール:ページ上のあらゆるものを選択して、並べ替え、サイズ変更、または編集することができます。
- エレメントツール:頻繁に使用する画像、図面、またはテキストを「エレメント」として保存し、簡単にアクセスして再利用できます。
- 画像ツール:写真ライブラリから画像を挿入することができます。写真を撮って挿入することも可能です。
- テキストツール:タイピングテキストを挿入することができます。
コンテキストエリア
ツールバーの右側には「コンテキストエリア」と呼ばれる領域があります。各ツールによってこの領域に表示されるものは変わります。ペン、ハイライト、図形ツールを選択した時は、それぞれ色や太さを変更するためのショートカットが表示され、これらのショートカットを再度クリックすることで、さらに多くの色や線の太さを選択し、変更することができます。
ファイルの読み込み
GoodNotesでは複数の方法でファイルを読み込むことができます。サポートされている形式は、PDF、Word、PowerPoint、およびGoodNotesの書類です。
新規作成...(+)ボタンをクリックし、「読み込む」を選択し、読み込みたい書類を選択することでファイルを簡単に読み込むことが可能です。
詳細はこちらの記事をご覧ください。How to import files in GoodNotes 5
ノートの共有方法
GoodNotesを使用すると、ノート全体または単一ページを簡単に共有することができます。複数の方法で行うことができますが、基本的な手順は以下の通りです。
- 共有する文書またはページを選択
- 「このページを書き出す」を選択
- 書き出す場所を選択
さらなる詳細については、以下をご参照ください。