ここでは、学習セットの基本的な使い方についてご紹介します。学習セットの概要、作成方法、そしてスマート学習がどのように機能するかについてこのページでご確認いただけます。
学習セットとは?
学習セットは、GoodNotes 5内の新機能です。書類タブからアクセスすることができます。学習セットを使うことで暗記に最適な自分独自のオンラインフラッシュカードを簡単に作成することができます。片面には質問、もう片面には答えを記入するという非常にシンプルなデザインですが、スマート学習機能と統合されているため、日々の学習を非常に効率的に行うことが可能です。
スマート学習は、spaced repetition modelsをはじめとする科学的に証明された学習技術を使用して、学習セット内の各セッションでできる限り効率的に勉強ができるように設計されています。また、学習効率を最大限に高めるために、復習をするべきタイミングを教えてくれたり、最も改善が必要な分野に焦点を当てた学習セッションをカスタマイズして提供してくれます。
スマート学習についての詳細情報はこちらをご確認ください。What is Smart Learning?
学習セットの作成方法
学習セットを作成またはインポートする方法として、以下の5つがあります。
- アプリ内で作成する
- 外部のスプレッドシート上で作成し、GoodNotes内に取り込む
- 他のフラッシュカードアプリから直接取り込む
- 従来のフラッシュカードを学習セットに変換する
- 他のGoodNotesユーザーと学習セットを共有する
このガイドでは 1. アプリ内で作成する方法 2. 外部のスプレッドシートで作成し、GoodNotes内に取り組む方法についてご紹介いたします。3 - 5の方法に関しては上記のリンクをご参照ください。
GoodNotes 5での学習セットの作成方法
学習セットの作成は非常に簡単です。
- まずは書類タブの「+」ボタンをクリックし、「学習セット」を選択します。
- 学習セットにタイトルを付け、「作成」をクリックします。
- 「質問」カードに質問を入力するには、カードのどこかをクリックします。「回答」カードを追加または編集するのも同様です。
- これらのカードを作成するときに「テキスト」と「イメージ」を切り替えることもできます。カードの右上にある「テキスト/イメージ」のアイコンをクリックすると簡単に切り替えが可能です。また、テキストやイメージをカードに追加するには、ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストを使用することもできます。
- 新しいカードを追加するには、アプリ内で右にスワイプするか、ノート右上にある「追加(+)」ボタンをクリックします。
学習セット作成のヒント:自分がとったノートや教科書、講義のスライドをもう一方の画面に表示して、スプリットビューで学習セットを作成することが可能です。重要なポイントをハイライトする代わりに、ノートから直接それらをドラッグ&ドロップして学習セットに追加することで効率的に自分だけの学習セットを作成することができます。
外部で学習セットを作成する
GoodNotes 5は、.TXT、.CSV、.TSVのインポートに対応しているため、Microsoft ExcelやGoogle Sheetsなどのスプレッドシートで学習セットを作成し、それを直接GoodNotes 5に取り込むこともできます。大量の学習セットを作成する場合や、GoodNotes 5以外で素早く学習セットを作成する必要がある場合にご使用いただける機能となります。外部のスプレッドシートでの作成方法は以下をご確認ください。
- 好きなスプレッドシートを開き、完全に空のファイルであることを確認します。
- 質問には列A、回答には列Bを使用し、必要な情報を記入します。
- セットが完成するまでこれを続け、次にファイルを.CSVまたは.TSVでエクスポート/ダウンロードします。ダウンロードしたら、GoodNotes 5にファイルをインポートします。詳細につきましては Importing files into GoodNotes 5 をご参照ください。
これで学習を始める準備が整いました。
学習を始めましょう
学習セットを作成し終えたら、実際に学習を始めていきましょう。現在、GoodNotes 5では「スマート学習」と「練習」という2つの学習タイプが用意されています。
練習モードでは、学習セット全体を復習することができます。一方、スマート学習は、個々人の学習履歴に合わせて自動的にいつ何を学ぶかをカスタマイズしてくれます。スマート学習はspaced repetition algorithmを使って構築されており、効率よく情報を最大限に吸収することができます。また、スマート学習は科学的に支持された学習技術であるActive RecallやSpaced Repetitionなどを使用して、学習効率を最大化するために設計されています。
学習効果を最大限にするために、スマート学習を使用することをお勧めしておりますが、各場面の利用用途に応じて学習モードの使い分けが可能です。
各学習モードがどのように動作するかの詳細については、以下をご参照ください。